子どものバイオリンレッスンのすすめ

 

「子どものバイオリンレッスン」といっても、何歳の子どもなのか、趣味としてバイオリンを習いたいのか、将来プロになることを考えているのか、などによってレッスン内容が全く変わってきます。趣味として楽しみたいという子、オーケストラサークルでうまく弾けない箇所があり教えてほしいという子、オーケストラ部内のオーディションに受かり活躍したいという子、音大に進みたいという子、いろいろな子どもを教えてきました。それぞれバイオリンを習いたい目的が違うと思うので、最初の先生探しが重要になってきます。

 

【バイオリンを習い始める前に親子で話しておきたいこと】

・毎日練習をすることができるか

・一日何分練習をするか

・将来どのくらいバイオリンがうまくなりたいか

 

上記のことを踏まえて先生探しをすることを強くおすすめします。

できたら体験レッスンか、レッスンを申し込む際のメールで上記3点のお話をしておくと宜しいかと思います。

 

・毎日練習をすることはできない!

他の習いごとの都合や家で音を出していい時間、ご両親のお仕事の都合などいろいろな理由で毎日バイオリンを練習できる環境ではないという場合もあると思います。先生によって「子どもの生徒は必ず毎日練習しなければならない」という方針の方もいらっしゃいますので、レッスンに通い始める前にお話しをしておくとベターです。個人教室よりも大手の音楽教室の方が優しく(厳しくなく)教えてくれる傾向にあると思うので、大手音楽教室も視野に入れて探してみるとよいかもしれません。

 

・毎日の練習が3時間以下

毎日の練習が3時間以下という場合、バイオリン専攻での音大進学やプロのバイオリニストになる道はあきらめたほうが良いと思います。逆に子どもが将来バイオリニストになりたいという場合、毎日そのくらいの練習時間が必要なこと、練習すべき内容をきちんと教えてくださる先生のもとにつくことをおすすめします。

 

・音大に進学する予定はないけどお稽古事としてきちんと続けたい

将来プロを目指すわけではないけど、お稽古事としてきちんと演奏技術を身に着けたい、とバイオリンを習いにくる子も多いです。そういった子は勉強面や他の私生活でもきちんと積み重ねる努力をすることができていて感心します。きちんとした技術を学びたい場合、経歴を掲載しているバイオリンの先生の元で習うことをお勧めします。

 

厳しい先生の方が伸びる子、おおらかに優しく教えてもらった方が伸びる子、子どもの性格にもよるので、そのあたりを見極めて丁寧に教えてくださる先生と出会えると良いですね♪ とはいえ実際通える範囲のバイオリンの先生なると限られてしまうので、先生との相性でお悩みの相談も多いです。また他のコラムで書きますので良かったらご参考になさってください。

 

 

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